レッスン室に日本画が来ました|近況

アレクサンダーテクニークレッスンに合う絵が見つかりました

レッスン室の奥は、白くて広い壁のまま、もう12年が過ぎました。

そんな中で、20年以上仲良くして頂いている少し年上の素敵な女性から個展のお知らせを頂きました。

彼女は、日本画を趣味とされていますが、今までに2回の個展も素晴らしく、受賞歴もあり、

今回はどんな絵に出会えるかな~と楽しみにして、夫と仕事終わりの土曜日の午後に伺いました。

作品おなかに「遥」と題された、大地を描いた作品に惹きつけられました。

手前から大地がゆったりと描かれ、その中央に人が立っていて、画面奥の光を目指して

歩いている構図で、希望というか挑戦というか、そういう気配が漂う神話のような絵でした。

こんな絵なら、レッスン室に合いそうだな~と思いながら個展を楽しみました。

お好きな絵をどうぞ!

花や景色、小さな生き物を詳細に描かれた作品が素晴らしく、

前回の個展から変わらずコツコツとされてきた精進が胸に響きました。

そこにちょうど、彼女とご主人が来られ、久しぶりに出会えた喜びとともに

彼女の変わらない暖かい佇まいに敬意すら感じるほど素敵でした。

「ゆっくり見てくださいましたか?毎回、個展に来て下さってありがとう。

 お礼にどれか1つ差し上げるからお部屋に飾ってください」

と言われたとき、嬉しさとともに先ほどの「遥」がぱっと頭に浮かびました。


ただ、画面の雰囲気や、ほかに似た画題の絵がなかったことから、

作者の方が手元に置いておきたい作品ではないかと考えてしまい

他の花の絵や、風景の絵から選んだ方が良いのかなと迷いました。

すると「どれでも良いから一番好きなのを選んで!それをお届けします」と

きっぱりした明るい爽やかな声で促されました。

言って良いのかなと思うことの方が失礼な気がして

「だったら一番好きなのはこれです」と素直に告白してしまいました。

それは、グレートジャーニーの絵だった!

「え?これ?これが良いんですか?」と少々ビックリされていました。

もっときれいな絵がたくさんあるのに、本当にこれが良いんですか?

という感じの応答で、今度は私の方がびっくりしました。

こんな素晴らしい日本画に、製作者の方がそんな感想を持たれるなんてという感じです。



後で聞くとやっぱり賞を受賞された作品でした。

思い立ってアフリカを旅行されたときの構想だそうです。

タスマニアの大地に立って、大地の色や景色に囲まれながら北の方向に太陽の光を見たとき、

そちらに向かって歩き出した当時の人たちの気持ちが分かるような気がして、

この絵になったそうと聞き、ますますこの絵が好きになりました。

人類のグレートジャーニーは過去の出来事ではない

アレクサンダーテクニークのレッスンに立ち会っていると

私たちも人類の未来に向けて無意識に旅立っているような

チャレンジングな瞬間に気づかないまま

生きているに違いないと常々感じるようになってきていました。

小さな選択がグレートジャーニーになるお部屋

そんなミラクルなイメージでレッスンを続けています。

蛇年は脱皮の年!

来年も、どうぞよろしくお願いします。

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